マンションを売却するときにはどっちが良い?大手と中小の不動産会社のメリット

マンションの売却をするときには、仲介業者である不動産会社に依頼するケースがほとんどです。不動産会社に依頼をすれば売却価格の決定や宣伝、購入希望者探しや売却するための手続きなどを代行してくれます。

そんな不動産会社には大手と中小企業があり、依頼する会社によってやり方やメリットが違うことがあります。そこで、大手と中小企業の違いや売却するための基礎知識を解説します。

マンションを売却する際の不動産屋の選び方のポイント

マンションを売却するときの流れ

マンションを売ることが決まったら、まず売却を依頼する不動産会社を決めます。気になる不動産会社がなかったり、どのような会社に依頼すれば分からないときには一括査定などを受けて不動産会社選びの参考にしましょう。

査定などを受けて依頼する不動産会社が決まったら媒介契約をして、本格的にマンションを売りに出す流れです。媒介契約を結ぶときには不動産会社と一緒に売却価格を考えます。売れないときのことも考えて値下げが出来るような価格にしたり、担当者の意見を聞きながら適切な価格を設定しましょう。

価格が決まると不動産会社が宣伝活動を行い、購入希望者を募ります。購入希望者が見つかって希望されれば内覧を行い、マンションの中を見て貰います。事前に掃除などをして、清潔を保っておくことが重要です。買って貰うことが決まったら必要書類を用意して売買契約をします。

売却時に支払う税金や不動産会社への仲介手数料なども払ったら、売却したマンションのお金を受け取って完了です。マンションを引き渡すのは契約を結んでから約1ヶ月後で、それまでに引っ越しの準備や撤去の準備を済ませておきます。

引き渡す当日は室内に何もない状態にし、買主に鍵を渡して終わりです。

不動産会社を選ぶときのポイント

不動産会社を選ぶときには少しでも自分たちの有利になるように、いくつかの不動産会社に足を運ぶことが大切です。実際に店舗に行ってみて担当者と話し、信頼関係を築くことが出来るのか確かめましょう。初めに気になる不動産会社があった場合は、免許番号と行政処分歴をチェックします。

民間業者は大手や中小企業に関わらず、免許を取得していないとマンションなどの建物の取引は出来ません。免許が無い不動産会社は違法となりますから注意しましょう。行政庁に行けば無料で業者名簿を見ることができ、今までの実績や行政処分歴の閲覧が可能です。

一部の不動産会社はインターネットでも処分歴が見られるので、少しでも不安があったらきちんと確認しておきましょう。仲介業者を選ぶときには、いくつか会社に査定を依頼することも大事です。最初から1社だけに絞らずに、大手から中小企業まで幅広く依頼します。

様々な視点から査定して貰うことでマンションの本当の価値が分かりますし、相場も掴めるのです。より詳しく査定して貰いたいのなら訪問査定もお願いして、実際にマンションの中を見て価格の判定をして貰いましょう。担当者の接客態度をチェックすることも欠かせません。

身だしなみが整っているか、言葉遣いは丁寧か、問い合わせの反応は早いかなどを見ます。専門知識が豊富で、経験はあるのかも調べておきましょう。また、メリットばかりではなく、デメリットも隠さずに教えてくれるような担当者は信頼出来る可能性が高いです。

大手の不動産会社の魅力

大手の不動産会社の魅力の一つは、多くの人に宣伝することが出来るということです。大手不動産会社には様々な情報ネットワークがあり、より多くの購入希望者の情報を持っています。さらに広告や宣伝活動にも力を入れているので、幅広い人にマンションを売り出していることを知らせることが出来るのも魅力です。

売却するときや購入時のオプションを展開しているのも大手の強みです。マンションを売却する場合は売却保証を受けられることもあり、一定期間内に売ることが出来なかったときには最終的に不動産会社が購入してくれます。

会社側と事前に約束した金額で買って貰うことができるため、確実にマンションを売れるのが良いところです。ホームステージングというサービスを展開している大手もあり、これは売却時に見栄えを良くするために家具を置いたり、調度品で飾ってくれるサービスです。

モデルルームのような雰囲気になり、内覧のときなどに購入希望者に良い印象を与えられます。大手の場合は一定のサービスをお客さんに提供するために、マニュアルが存在することがあります。マニュアルに沿って仕事をしてくれるのでミスをすることが少なく、きちんとしたサービスを受けることが可能です。

スタッフが宅建士の資格を取得していることも多く、専門的な知識を教えてくれるのも良い点です。

中小企業の不動産会社に依頼するメリット

中小企業の不動産会社のメリットは、地域密着型だということです。規模が大きくない分、地域に密着した活動を行っていて、地元の情報に詳しいです。地元の貴重な購入希望者を知っていたり、大手の不動産会社では調べられないエリアの情報などに詳しい傾向にあります。

また、地元企業や投資家とのネットワークもあるのも中小企業の不動産会社ならではです。売却するときに確実に売れるような金額を提示することが出来るのも中小の不動産会社のメリットです。大手の不動産会社の場合はデータ化された相場をもとに査定を行いますが、中小企業ならそのエリアの相場観も考慮して査定してくれます。

その土地でどのくらいの金額にすれば、マンションが売れるのか考えて査定額を出してくれます。

マンションのタイプ別で不動産会社を決める

繁華街にあるマンションや駅の近くなど比較的人気のあるエリアのマンションを売却するなら、大手の不動産会社がおすすめです。大手なら駅前に広告を出してくれたり、繁華街の目立つ場所にチラシを置いてくれたりと多くの人に宣伝出来るような工夫をしてくれます。

郊外や田舎のマンションを売りたいときには、中小の地元に密着した不動産会社が良いでしょう。大手の不動産会社の場合は、あまり人が集まらない地域や田舎に店舗を置くことは少ないです。田舎のネットワークを利用してより多くの人にマンションを知って貰うためにも、地域に密着した不動産会社に依頼する方が賢明でしょう。

売却したいマンションの占有面積が広いときには、大手の不動産会社が有利です。マンションが広いということは売却価格も上がり、購入する人も限られてきます。大手の不動産会社は資産力のある顧客を抱えていることが多いので、高額なマンションを買えるような買主を見つけるためにも大手に頼った方が良いでしょう。